神奈川県箱根町に出張パーソナルトレーニング
6月は紫陽花の花が咲く季節です。以前、栃木県太平山の紫陽花をご紹介させていただきました。
今回は、神奈川県箱根町塔之沢にある阿弥陀寺をご紹介します。別名「あじさい寺」と言われている通り、6月には紫陽花が咲き誇り、情緒あふれる景色を楽しむことができます。
車でも行けますが、道幅が想像以上にかなり狭いです。そのため、歩いていくことをお勧めしますが、歩くのも急勾配なのでかなりきついです。足腰が弱い方には、タクシーがベストだと思います。
写真を撮影した日は、激しい雨が降っていました。美しい紫陽花の花に囲まれた石像を見ているだけで心が和みます。
「止まない雨はない」というのは、天候の話です。
今雨の中にいるとしたら、自分の「考え方」を変えなければ、雨はずっと降り続けるでしょう。
「止まない雨はない」のではなくて、雨を降らしているのは自分の「気持ち(心)」です。
今、自分はどこに立っているか?
雨が降っているなら、傘をさして出かければ良い。
横殴りの雨が降っているのなら、大きな傘をさして出かければ良い。
向かい風が吹いてきて雨が降りかかってくるのなら、傘を横にさせば良い。
それでも駄目なら、自分の立ち位置を変えて追い風にしてしまえば良い。
ずっと雨が降り続いていて下ばかり見ていると、周りが見えなくなってしまいます。
また、雨に濡れないように慌てて歩いていくと、泥沼にはまってしまうこともあります。
「心暗きときは、即ち遇うところことごとく禍なり」
弘法大師(空海)
気持ちが沈んでいると、悪いことばかりに遭遇するという意味です。
しかし、言葉ではわかっていても、次々にマイナスのことが頭に浮かんで、悩み・落ち込む日々から脱却できません。
そもそも、自分の「気持ち」を替える必要があるのでしょうか?
「気持ち」というか「考え方」を変えると「気持ち」も変わってきます(変化します)。
「毒箭(どくぜん)を抜かずして、空しく来処を問う」
弘法大師(空海)
毒が塗られた矢が刺さってしまったのにもかかわらず、この矢を放ったのはどこの誰かと犯人捜しをしているうちに、体に毒が廻って死んでしまうという意味です。
まず、何を優先すべきか?
苦境に立たされた時に、心が前に進まないで留まっていると心身の健康を害してしまいます。過去や現在の苦境にとらわれずに、自分の考え方を変えて前に進んで行きましょう。
THE YELLOW MONKEY(イエモン)の吉井和哉さんが作詞・作曲した「パール」という曲があります。何度も繰り返し聴いていたら、歌詞にすごく感銘を受けたことを思い出しました。
「夜よ負けんなよ、朝に負けんなよ。何も答えが出てないじゃないか」
という一節です。
明るい朝を待ちわびる意味合いの言葉が多い中で、この歌詞が心に強く突き刺さりました。また、歌詞だけでなく曲もすごくいいです。「パール」を聴いていると、がむしゃらにもがきながらも、答えを求めて今を生きる強さと苦しみを感じます。
「止まない雨はない」けど、「不要な雨はない」
雨も必要です。雨がなければ、花は咲きません。それならば、雨の日を楽しんじゃいましょう。
雨の中で見つかる道もある。雨でぬかるんでいるから道を作ろうと思う気持ちになれる。
夜で何も見えないから、深く考えられる。夜だから、明かり(光)を探しに進んで行ける。
自分の周囲をよく見てみると、新しいことが見えてきます。雨の中でしか見えない風景が見つかれば、雨も自分の肥やしになり、やがて大きな花を咲かすことでしょう。
自分の周りにたくさんの花が咲いていることに気づいたら、人生は美しく輝いて見えます。
雨に気を取られて周りにある風景に気づいていないとしたら、日々暮らしている日常に感謝してください。感謝をして生きることで、自分が美しい花に囲まれていることに気づきます。
雨を降らしているのは自分の「気持ち(心)」だったと気づいた時には、「止まない雨はない」と心から言えるでしょう。
さあ、明るい未来の自分に向かって私と一緒に新しい一歩を踏み出しませんか。
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